いろいろ（その１）

リバポ公式

25〜28日までの公式ニュースからいくつか．多いので，同じような部分（「Jerzyのセーブは」云々とか）を省いたり，どうでもよさそうなところは省いたり，端折ったりしてます．



RAFA: WE DID IT FOR THE FANS

Mark Platt, in Istanbul

Rafael BenitezはChampions League優勝の栄光に浴す一方で，「サポーターのための勝利」と語りました．


3ゴールを失いながら，レッズは勇敢な姿勢を失いませんでした．Benitezは，声援を送るLiverpudlianの助けがなければそれは不可能だったと言います．


「間違い無く，私にとって最も素晴らしい夜となりました．ハーフタイムでいくらかの変更を決断しました．後半早々のゴール，そして背に受けるサポーターの声援が勝利に導いてくれたと思っています．」


「彼らの前で逃げ腰になり，４ゴールも５ゴールも失うことはできません．もう一度，自分たちには出来る，不可能などないと考え始めたのです．」



DUDEK ON HIS FANTASTIC NIGHT

Steve Hunter

CL Finalの英雄Jerzy Dudekは今の感情を言葉では表現できないと言い，またSchevchenkoのシュートを立て続けにセーブしたことについて，どうやったのか分からないと語ります．


Dudekが見せたセーブは驚異的なもので，歴史書の一角に書き加えられるでしょう．


「どうやったか分からないんだ．まぁ，ついてたのかな．うれしいよ」


「この勝利をJohn Paul（逝去されたヨハネ・パウロ２世．同じポーランド人）に捧げたい．法皇の存命中に接見したことがあって，亡くなられて以来何かを感じてた．説明はできないけどね」


PK戦に関して，Dudekは，AC MilanのPKについて研究したことを明し，Jamie Carragherが，1984年にRomeに勝った時のBruce Grobbellarの真似をしろと言ってきたと語りました．


「ビデオでMilanのPKのやり方について研究はしてたんだよ．どっちに蹴ってくるか，とかね．でも実際にPK戦になったら，それとは違う方向に跳んでたけどね」

やっぱローマ法王の御加護もあったかな？そして，やっぱりPK戦は練習云々ではないって感じですね．



XABI: BEST MOMENT OF MY CAREER

Steve Hunter

Xabi Alonsoは，Champions Leagueでの優勝を受けて，自身のキャリアで最高の時と言います．


Alonsoは，3-3に追いつく見事なゴールを決めましたが，大変なゲームであったと語りました．


「私のプロフットボーラーとしてのキャリアで最高の時です．自分達がEuropean Championなんて，信じられません」


「じわじわと実感が湧いてきています．未だに信じられないですが，時間が経てば，自分達が成し遂げた事を実感できると思います」


「何事も最初の一歩があるわけですが，その中に自分が含まれるのは幸運です」



CARRA SALUTES HERO JERZY

Steve Hunter

Jamie Carragherは，Jerzy Dudekが延長で見せたSchevchenkoのシュートに対する素晴らしいセーブを称賛しています．


「史上に残る素晴らしい決勝の一つだったと思うよ．それにJerzy Dudekのセーブは本当にすごい．勝った事が信じられないね」

「JerzyにGrobbelaarの事を説明したんだ．彼がしたようにやってみるべきだってね．多分，Jerzyは僕がなんの事を話しているのか分かってはいなかったんじゃないかな．だけど，彼はやってみるって言ったよ．」


"He'll be a legend now, not just for the penalties but because of the Shevchenko saves in the game itself. They were unbelievable.
「彼はいまや伝説になったと言えるよね．PK戦の事だけじゃない．Shevchenkoのシュートをセーブした事とかもね．ほんと凄かったよね」

あのダンスが伝説．．．．
でも手本になったGrobbelaar氏の，よりヘンテコな動作の話が受け継がれたおかげでCarragherがアドバイスできたってのもあるか．これがクラブの伝統，歴史ってやつですかね．



SMICER: MY GREATEST EVER MOMENT

Paul Eaton

昨夜の勝利の後，Vladimir Smicerは，自身のキャリア最高の時について語りました．


今回の決勝がSmicerにとってLiverpool FCでの最後の試合でした．しかし彼は，CL決勝での２点目のゴール，そしてペナルティキックを決め，契約の終了を派手に締めくくりました．


「自分がまだ優れたふっとボーラーだってことをみんなに見せたかったんだ．まだできるんだってね」


「ゴールとペナルティキックはうまくやれたと思う．ハーフタイムの時の見通しは良くなかったけど，サポーターのためにも，ゴールを奪いたかったんだ．彼らを悲しませないためにね」


「なんだかぼーっとしちゃったね．僕のキャリアで最高の時だと思うよ」


同僚のチェコ人スター選手Milan BarosはLiverpool FCの信じられないような勝利は運命だと感じています．


「試合の前，これは運命なんだって感じだったね．僕らはInstanbulに勝つために来た．多分，ハーフタイムの後にそれを信じてる人はいなかったじゃないかな．でも僕らは不可能を可能に変えた．ほんとにすごいね」



TRAORE: MILAN CELEBRATIONS INSPIRED US

Paul Eaton

Djimi Traoreは，ハーフタイム時のAC Milanの勝ったかのような騒ぎが，かつてない逆転劇の原動力になったと明しました．


Rafael Benitezが，まだ勝つ事はできると選手達を励ましている間，AC Milanの選手達は3ゴールを挙げて，すでに勝利を祝っているかのようでした．


Traoreは，Milanの控え室から聞こえる声が，束の間の祝い気分にするという，後半に向けた大きなモチベーションになったと語ります．


「正直言って，ハーフタイムに監督の話を座って聞いてる時，勝てるとは思えなかった．相手がミランだけに余計にね．凄い選手ばかりだから」


「でも，控室に戻った時，ミランの選手が外ですでにチャンピオンになった，勝ったって喜んでるのが聞こえたんだ．あれにはカチンときたし，やる気になったね」


「１ゴールを奪うと，ミランは怖がって後退していった．豊富な経験のあるDidiがミッドフィールドに入ったことでミランを分断することだできた．彼はチームにとって有用な選手だし，来シーズンもLiverpoolにとどまってくれることを願ってるよ」


「控え室で監督は，最初の５分で得点できればまだ勝つチャンスはあるって話してた．もしそれができれば，僕らはさらに得点できて，ミランをやりこめられるってね」

「GerrardやCarragherみたいなチームを引っ張るプレイヤーもいるしね．それとJerzy Dudekに感謝しないといけないね」


「優勝するまでの過程で貢献を果たしたけれど，怪我をしていたり，今日ここに加われない人もいる．今日の優勝は大会前半でFloやNeilがしっかり役割を果たしたからこそ，とも思うからね．僕については，自分のこれからのキャリアをLiverpoolで過ごしたいね．ほんとにそう思ってるんだ」