JINX STRIKES REDS TARGET
JINX STRIKES REDS TARGET
Liverpool Echo 18 May 2005
LIVERPOOL's injury jinx has struck again, forcing Rafa Benitez into a major dilemma with one of his prime summer targets.
Liverpool FCは怪我にまつわるジンクスに再びみまわれ,今夏の最も重要なターゲットの獲得に動くかどうか,Rafa Benitezは大変なジレンマにさいなまれています
Benitezは,先週十字靭帯を痛めるまで,Albacete所属のチリ代表Mark Gonzalezの獲得に動く寸前でした.
Gonzalezは6ヶ月の負傷欠場の見通しとなっています.弱冠20歳Gonzalezの獲得交渉はかなり進んでいましたが,現時点で,Liverpool FCは,契約に向けて交渉を進めるかどうか思案にくれています.
Liverpool FCは,南米人向けの労働許可証の交付に関する面倒な問題にも見舞われます.
負傷中に契約を結んだ場合,教育雇用省(Dept. of Education and Employment)が求める基準を満たすことができません.
チリのフットボール界における地位の低さ - チリは世界のトップ70にもランクされていない - もひとつの障害となっています.
しかし,Benitezは認可が下りる可能性を完全には捨てていません.現時点では打つ手がなく,できるのは1月まで契約を延ばすことくらいです.
Gonzalezは,5月10日のLa LigaでのLevante戦で負傷で目前にあった移籍話を棒に振ることになり,Benitezを失望させました.
Benitezは幅広い移籍対象選手リストを持っていますが,その多くは条件次第です.
12億の値段が付けられた,Real Zaragoza所属で24歳のアルゼンチン人センターハーフGabriel Milito,FeyenoordのストライカーDirk KuytはBenitezが最も注目している選手で,センターハーフとフォワードを求めていることを示しています.
やはり24歳のKuytは,今年1月にはFernando Morientesに代わる選択肢としてリストアップされ,現時点でLiverpoolは,Kuytに20億を越える価値があると見ています.
ゴールキーパーJose Reinaは,今夏,移籍金12億でVillarrealからの移籍にサインする予定です.
BenitezはChampions League決勝の結果にかかわらず,チームの大規模な再建に着手するにあたって,2人のウィンガーと一人のセントラルミッドフィールダーを必要としています.
まぁ,そんなこじつけのようにジンクス持ち出さなくったってねぇ...
サラゴサのミリートについては,どうもデマっぽい雰囲気もありますが,どうですかねぇ.レイナについてはほぼ決定.スペイン人によれば「後悔はしないぜ」とのことです.ほんとかな?まぁ,カーソンScott Carsonともども頑張ってくれればなぁ,と.ビスカンIgor Biscanの契約を1年延ばしたらしいので,この中盤の選手をもう一人,ってのもちと怪しいかも.
ウィンガーの獲得は必須ですねぇ.センタリングうまい方を.ナンドが活きませんよ.っていうか,逆に言えば,親方はそういうつもりなのね,という感じですね.
そういや,スミチェルVladimir Smicerのインタビューもありましたが,そっちは訳しませんでした.彼にはちょっと不満があるんで.彼はこの前載ってたインタビューで余計な事言ってたからね.バロシュMilan Barosの話.「移籍するんじゃない?」って.さらにバロシュがどうぼやいてたかって話までしてるし.そういう事は言っちゃだめでしょ?