Sony BMGのコピー防止CDのパソコン再生には御用心

CCCDなんてロクでもないものもありましたが，こんなのも出たか．CCCDといえば例えば，ColdplayのX&Yなんかは日本版，UK版ともにCCCD．まったくロクなもんじゃない．でもなぜかUS版は普通．これを買うべし．

それはともかくとしてこんなものが．

SONY BMGのコピーコントロールCDに、マルウェアのrootkitに類したソフトが含まれていることがセキュリティ企業F-Secureのブログで指摘された。

このCDをWindowsマシンに挿入すると、ライセンス同意書が表示され、音楽プレーヤーがインストールされると書かれているが、実はrootkitがインストールされることになる、とF-Secureは指摘。直接このrootkitをアンインストールする方法はないとしている。このシステムの実装では、ウイルスなどの悪質なソフトウェアがこのrootkitを悪用して隠れることが可能だとF-Secureは述べている。このため、最新のウイルス対抗ソフトを使っても探知できない可能性があるという。

なんとも恐るべし．実は僕は知らんかったのですが，このrootkit，クラッキングに使われるツールで，複数のソフトウェアから成るもののようです．侵入されたあと，このツールをインストールされると，もうあとはやりたい放題，ということに相成ると．それがインストールされてしまうという．なんでそうなっちゃうわけ？Sony BMGの幹部はこう言ったそうです．

「ほとんどの人はrootkitとは何かを知らないのだから、気に掛けたりしないのではないか」

ほとんどの人が知らないから問題なんじゃないのかいな．悪用できる少数の人にやられたい放題．気付いたら被害被る人もいるでしょうが．

ここにやばいCDリストが載ってますが，ここの記事によれば，とりあえず英国ではこの手のCDは発売されてないそうですよ〜．

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