「We refuse to issue your visa」

昨日面接行ってきました.行ってきましたが,第一声がこれ.正確には「We don't want to refuse,but we can't issue your visa」.チッ,口先だけならなんとでも言えるわー.

大使館からの電話では発給できそうな雰囲気が醸し出されていたものの,実際にはコレ.面接もなにも結果出とるじゃないか.じゃあ呼ぶなや〜.時間とお金の無駄.「academic visitor visaは1年分の発給上限」の規定は絶対,とのことで,本来はビザ不要の6ヶ月滞在分のビザで,もろに"academic visitor"と記述してなくても,メインの目的が大学訪問なんだから「やっぱりあんたはacademic visitorで,規定によりダメっす」という.アカデミアの人間は,その手の機関で活動するためにイギリスに滞在できる期間は人生で1年コッキリって規定ですよ.この驚きpriceless.僕の時間とお金meaningless.
絶句した僕を見て大使館員の言うこと.「I think this rule is inconvenient, but it's the rule」.お前がそんなこと言うな.ぼけが〜.ちなみに,こっちはわざわざ来てるわけだから,儀礼的にでも「sorry」くらい言っても良さそうなんだけれども,一言もなし.ひとっことも.イギリス在住(経験者)の人のウナズキのビジョンが見えます.顔はのっぺらぼうだけど.


まぁ,アレですよ.かつて僕が企んだように,「2週間の旅行っす」って嘘こいて入ることは可能です.ですが,そりゃめちゃくちゃリスキーだし,出入国のたびにドキドキです.っていうか,強制退去のビジョンがまたまた目に浮かぶ.浮かびますよね?「6ヶ月以内に帰るっす」と言って入国するのは,理屈としては可能だけど,大使館員曰く


「It depends on an immigration officer(それは入国審査官次第だから)」


言った!言ったなー.規定にある「6ヶ月未満はビザ無し入国OK」意味無いじゃん."公式のルール < 入国審査官のその場の判断"って,なんだこれ.もう,コスモ燃焼するぞ,もう.


唯一の解決法はwork permitを取る事.振り出しに戻った.大使館員に言わせれば,要するに責任の所在を明確にしたい,ということみたいですね.ビザ不要の6ヶ月未満の滞在にして,「6ヶ月間の訪問です」と書いたレターを訪問先の大学に書いてもらって,それを以て入国したとして,その後,僕がどっかに雲隠れしても,大学には公的に責任は問えないんじゃないでしょうか.だから,work permitとらせて責任とる機関を明確にしたいし,ビザの所持も求めるわけですな.実際,work permitなくても働かせちゃうところもあるようなので,不法滞在もできちゃったりするのが実情.だから水際で厳しくするぜー,というのは分かる.分かるんだけどさぁ...


結局,悔しいから30分くらいぐっちゃらぐっちゃら訴えましたが,どうにもなりませんでしたよ.僕がinterview roomに入った時は3,4人だった人が,出た時には14,5人に!お待たせしてすみません.あいつらがいじめるからです.ほんとは来る必要なんてこれっぽっちもなかったんです.


そんなわけで,work permitの取得なんぞしてもらえますでっしゃろかいな?というのを先方に問い合わせ中なのです.やれやれ.