人生最悪の刻 -その3-

名古屋大学で筋電図検査を受けました.筋電図検査で,神経を刺激した時の筋肉の反応が分かるらしいです.脳の命令に対してちゃんと筋肉が動くかどうかチェックする,ということですね(きっと).
最初は,手や足がポンポンうごくような電気を流すくらいだったんですが...途中で先生が何か針のようなものを取り出します.僕は左の腕が特にだるい,ということで,左腕の肘と手首の間(の手の平側)のあの柔らかいところ二カ所にぶすぅ!!と刺す.一つは手首近く,もう一つは肘の近く.普通の注射のようなやさしい刺しかたじゃないし(垂直に近い.近かったと思う),針ぶっといし.それをぐさぁ!と刺した状態で筋肉に力入れたりするんです.痛い.これは痛い.ほんとに痛かった.ただ,この時先生がぽつりと「ハッキリしたのは出てないですねぇ」と.そうなのか...



次に,何日かおいて地元の整形外科でMRI検査(名大でも予約したけどだいぶ先になってしまうので)を受けました.これもつらい.機械の中にぐぃーんと入るんだけれども,ほんとに,ほんとうに目の前に機械の何の変哲もない外壁(?)が.頭は固定されているし,50分動いてはいけない.道理で検査前に閉所恐怖症について聞かれるはずだ.花粉症で鼻むずむずだったので,もうダメだと思っていたら寝てました(そして「ハイ終わりましたよー」の声でビクゥ!と起きた).


MRIをとった整形外科では,「うーん,頸椎もきれいに並んで写っているし,問題はないですねぇ...」との診断.「気休めだけど消炎の湿布でも出しましょうか?」とかなんとか...でも,この症状はなんなんでしょうか...


次は,これらの検査結果を引っさげて,名古屋大学病院へ.またその間,鍼灸院でマッサージ,鍼などしてもらってました.


(つづく)